原稿制作上のご注意

データ入稿について

データ入稿の場合は、Adobe Illustrator等のベクトルデータを推奨しています。
できるだけ、きれいな再現性のためにもご協力お願いいたします。

ベクトルデータと画像データでの再現性の違いについて

次のものはいずれも同じサイズのロゴを、データ別に転写絵付した例です。

元原稿Illustratorの場合
元原稿 Illustratorの場合
元原稿JPEG(解像度600dpi)の場合
元原稿 JPEG(解像度600dpi)の場合
元原稿JPEG(解像度350dpi)の場合
元原稿 JPEG(解像度350dpi)の場合
元原稿JPEG(解像度72dpi)の場合
元原稿 JPEG(解像度72dpi)の場合

上から、Illustrator、JPEG 600dpi、JPEG 350dpi、JPEG 72dpi

線幅について

  • 実線→転写:0.2mm以上、撥水:1mm以上
  • ヌキ→転写:0.3mm以上、撥水:1mm以上
【線幅が基準以下の場合】
線幅が基準以下の場合
【線間(ヌキの場合も同様)が基準以下の場合】
線間(ヌキの場合も同様)が基準以下の場合
【線幅が基準以上のよい例】

転写:線幅0.2mm以上、ヌキ0.3mm以上 
撥水:線幅、ヌキ1mm以上

線幅が基準以上のよい例

線幅について(撥水絵付)

撥水絵付は、細かい線の再現が難しく、転写絵付より太い線幅が必要になります。
線幅(1〜2mm)に満たない線は、仕上がりに個体差が出る ことがあります。

【本体カラーが白(Y001)の場合】

本体カラーが白の場合は、一番線が飛びにくく、きれいにデザインの再現が出来ます。
1mmまでの線の再現が可能です。

本体カラーが白(Y001)の場合

【本体カラーが白(Y001)以外の場合】

本体カラーが白以外の場合は、絵の具が乗りにくく、白よりも線が飛びやすくなります。
(線幅は2mm以上必要です)

本体カラーが白(Y001)以外の場合

下白したしろについて

本体カラーが黒などの濃い色の上に薄い色の転写カラーを印刷する場合、本体カラーに影響を受けないよう、下に白版を入れるのがおすすめです。
(絵の具の成分上、下白を入れられない転写カラーもございます。T002・T003・T004)

※この場合、版代、絵付加工代ともに1色分プラスになります。

制作事例写真(下白なし) 本体カラー: Y114 転写カラー: T023
制作事例写真(下白なし)
本体カラー: Y114
転写カラー: T023
制作事例写真(下白あり) 本体カラー: Y114 転写カラー: 下白+T023
制作事例写真(下白あり)
本体カラー: Y114
転写カラー: 下白+T023

版ズレが目立たないよう下白ありの場合の原稿は、0.4-0.6mmの線幅で作成ください。
ベタ面が多いデザインでは転写のはじけ(色飛び)が起こりやすくなります。

二度刷りについて

本体カラーが黒などの色でも、下白が入れられない転写カラー(T002・T003・T004)の場合は、二度刷りをして発色を良くします。

※この場合、絵付加工代が1色分プラスになります。

制作事例写真(一度刷り) 本体カラー: Y002 転写カラー: T004(一度刷り)
制作事例写真(一度刷り)
本体カラー: Y002
転写カラー: T004(一度刷り)
制作事例写真(二度刷り) 本体カラー: Y002 転写カラー: T004(二度刷り)
制作事例写真(二度刷り)
本体カラー: Y002
転写カラー: T004(二度刷り)

ドット(アミ点)について

点の集まりは、0.2mm(撥水は1mm)以上の直径と間隔が必要です。

ドット(アミ点)

点の直径が0.2mm(1mm)以上あっても、間隔が0.2mm(1mm)に満たない場合、くっついてしまいます。
点の直径が0.2mm(1mm)以上あっても、間隔が0.2mm(1mm)に満たない場合、くっついてしまいます。
点の間隔が0.2mm(1mm)以上あっても、直径が0.2mm(1mm)に満たない場合、抜けたりします。
点の間隔が0.2mm(1mm)以上あっても、直径が0.2mm(1mm)に満たない場合、抜けたりします。
【良い例】0.2mm(1mm)以上の面積と間隔
【良い例】0.2mm(1mm)以上の面積と間隔